本村、代表経験を還元 ラグビー「リーグワン」2部、ホンダ16日に開幕戦

【リーグワン1部SA浦安との練習試合で約4年ぶりに15人制の試合に臨む三重ホンダヒートの本村選手(右)=2021年11月、鈴鹿市のホンダアクティブランドで】

男子15人制ラグビーの国内最高峰リーグ「リーグワン」が今月開幕し、三重県内から唯一出場する2部の三重ホンダヒートは16日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で、釜石シーウェイブスRFC(岩手)との開幕戦に臨む。従来のトップリーグを刷新した3部制の新リーグで、昨シーズントップリーグ総合9位の三重ホンダヒートは2部から再出発。チーム一丸で1部昇格を目指し、WTB本村直樹(29)=青森県出身=は7人制代表の経験もチームに還元する。

〝セブンズ〟との関わりは長い。184センチ、88キロの恵まれた体格と思い切りの良い走りが持ち味で、筑波大時代に7人制の学生日本代表に初招集。2016年のホンダ入社後はしばらく15人制と7人制の活動を並行して行ってきた。

17年のシーズン途中からチームと相談し7人制に専念。初のオリンピック出場となった昨年の東京五輪では男子セブンズのバイス(副)キャプテンも務め、仲間への的確な声かけなどで、チームを盛り上げる役目も担った。

入社後の数年間はトップリーグ定着に向けて「ホンダヒートがどんどん変わっていった時期」。入社1年目のリーグ開幕戦から起用されるなど順調なスタートを切った本村でも「ただ戻るだけでは試合に出られない」と感じるほどの変化を遂げており、日本代表活動に打ち込む原動力になった。

約4年ぶりにチームに戻り、最大の目標は1部昇格だ。1部下位チームとの入れ替え戦へのトップ通過に向けて「ボールを持って前に走っていくところが自分の一番の武器。そこを(試合で)出せるように考えている」。日本代表活動中、常に意識してきた「楽しいけれど、勝つ雰囲気」づくりも実践していく。

「15人制でどこまで行けるのかという気持ちもある」。五輪の舞台を経験した選手として日本代表入りへの意欲も捨ててはいない。「まずはチームの昇格。その先に、自分の将来も見えてくる。1歩1歩、でも確実に進んでいきたい」。
リーグワンとは 正式名称は「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022」。社会人ラグビーの国内最高峰リーグ、トップリーグを発展的解消して再編成した。3部制で1部12チーム、2部と3部は6チームで構成され、三重ホンダヒートなどがクラス分けされた2部は2回戦総当たり戦を行ったあと上位3チームは1部と、下位3チームは3部との入れ替え戦に回る。