新たに111人が感染、10代含む2人が死亡、新型コロナ

三重県は12日、未就学児から70代までの男女111人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が100人以上となるのは125日ぶり。また、基礎疾患がある10代と70代の感染者2人が11日に死亡したと発表した。感染者が死亡するのは102日ぶり。40歳未満の感染者が死亡するのは初めて。

県によると、新規感染者は24人だった前日の約4・6倍に増加。県は感染者が急増した理由について「年末年始の行動に加え、身近なところに感染が広がっていることが影響している」とみている。

新規感染者は四日市で30人、桑名で17人、津で15人、鈴鹿で13人、いなべで6人、松阪と伊勢で5人ずつ、名張で4人、県外で3人、川越、玉城、非公表で2人ずつ、木曽岬、東員、菰野、多気、鳥羽、志摩、熊野で1人ずつ。

このうち45人は、これまでに判明していた感染者との接触が確認されている。残る66人については今のところ感染経路が分かっていない。県内の感染者は延べ1万5086人となった。

これまでに従業員1人の感染が判明していた製造業の会社で新たに従業員5人の感染を確認。県は県内114例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。クラスターの発生は98日ぶりとなる。

生徒2人の感染が判明していた県立四日市農芸高の部活動でも、新たに生徒や教員ら七人の感染を確認。この部活動では今月上旬に県外で合宿をしていたといい、県が詳細な感染経路を調べている。

また、県は成人式に参加した複数人が12日発表分の感染者に含まれていることも明らかにした。「いずれの会場でも対策が徹底されていたことなどから、会場での接触者はいない」としている。

死亡した2人のうち10代の1人は10日に医療機関で受診し、入院に当たって検査を受けたところ陽性と判明。県は「新型コロナが直接の死因ではない」としている。性別や居住地は明らかにしていない。

もう1人は四日市市内の70代男性。10日に感染者の濃厚接触者として特定され、同日中に検査を受けていた。翌日11日朝に死亡し、その後に判明した検査結果によって陽性と確認された。

12日現在の病床使用率は前日比2・0ポイント増の10・3%となり、90日ぶりに10%を超えた。自宅療養者は前日比88人増の159人、宿泊療養者は9人増の60人。入院調整中の感染者はいない。