元津市職員に1年2月求刑 自治会問題、論告求刑公判

三重県津市相生町自治会内に防犯灯を設置したと偽り、市から補助金をだましとったとして、詐欺罪に問われた元市人権担当理事の松下哲也被告(67)の論告求刑公判が12日、津地裁(四宮知彦裁判長)であり、検察側は懲役1年2月を求刑し、結審した。判決は3月4日。

起訴状によると、松下被告は元相生町自治会長男性(61)=詐欺罪で懲役3年、執行猶予5年が確定=らと共謀し、同町自治会に防犯灯を設置したとするうその写真などを市に提出し、平成28年6月、同町自治会会計名義の口座に補助金52万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。

検察側は論告で「虚偽の写真を自ら準備して市に提出しており、犯行に必要不可欠な役割を果たしている」と指摘した。

弁護側は「補助金を詐取する意図はなかった。故意も共謀もない」と無罪を主張した。