初期斎宮の規模、構造判明 15日に現地説明会

【飛鳥時代の斎宮正殿の柱穴(斎宮歴史博物館提供)】

【多気郡】斎宮歴史博物館は15日午前10時から、三重県明和町竹川で進めていた斎宮誕生期の中枢区域の発掘調査現地説明会を開く。正殿などの規模と構造が判明した。同館職員が正午まで説明する。

同館は平成29年度から、飛鳥時代の斎宮の解明を目指し、同館南部で発掘している。令和3年度の第200次調査は、1310―1350年前の飛鳥時代終期の、堀立柱塀で区画された中の施設を対象に実施した。

区画内にある正殿、西第一堂、西第二堂の規模と構造が分かった。正殿は南北にひさしが付く格式の高い建物だった。区画西側では塀に門が付いていた。

同館は「斎宮の成立を考える上で重要な成果」と評価している。

問い合わせは同館調査研究課=電話0596(52)3800=へ。