マカオへ牛肉、あす初輸出 県四日市畜産公社と市卸売市場

【四日市で処理した牛肉を初めて輸出することを発表した(左から)森田場長、澤田社長、大村次長=四日市市役所で】

【四日市】三重県の四日市市食肉地方卸売市場(同市新正4丁目、森田和弥場長)と県四日市畜産公社(同、澤田弘之社長)は13日、同市場と同社で処理した県産牛肉を初めて海外に輸出する。森田場長、澤田社長と同社の大村浩一次長が11日、市役所で意気込みを語った。

輸出先はマカオで、同社によると、初回は県産黒毛和牛の雌牛・三部位で5ケース(50㎏)。マカオへはチルド流通で関西国際空港から空輸される。同社は平成26年にマカオへの輸出要件を満たす施設として保健所の認可を得ていたが、これまで輸出は実現していなかった。

13日午後1時から同市場で出発式を開き、三重畜産など食肉事業者、三重北農業協同組合など関連団体を招いて、テープカットを行う。森田場長は「と畜解体から分割まで一つの施設で一貫して行われていることが輸出の条件の一つ。国内消費が先細っていくことも考えられるため、市としては、船便でのフローズン流通にも対応可能にするなど、施設面で販路開拓を支援していきたい」と話した。

澤田社長は「一日に牛50頭、豚350頭の解体能力がある。と畜解体から卸売までの当社の業務を全うすることで商社のお力添えになれるように、当社を使っていただけるように努力し、海外という販路もあるとPRしたい」と語った。