伊勢出身の詩人北園克衛の足跡たどる 生誕120年で企画展

【北園の関連資料などを紹介する上野さん=伊勢市楠部町の四郷地区コミュニティセンターで】

【伊勢】伊勢市出身の詩人、北園克衛(1902―78年)の生誕120年を記念した企画展「北園克衛と郷土朝熊」が、同市楠部町の四郷地区コミュニティセンター地域交流室で開かれている。2月末まで。

北園は四郷村朝熊(現・同市朝熊町)に生まれ、宇治山田市立商業学校(現・県立宇治山田商業高)を卒業後、中央大学に進学。前衛詩人として活動しながら、写真やデザインなど幅広く芸術分野で活躍した。

四郷地区の住民でつくる地域交流室運営委員会が記念展を企画。関連資料や書籍、郷土の親族や知人に宛てた手紙の複写など25点を展示した。朝熊の情景を詠んだとされる詩も紹介している。

運営委員会の上野尚委員長(75)は「北園は海外の詩人たちと交流し、欧米でよく知られているにもかかわらず、国内であまり知られていないのは残念。多くの人に、郷土の芸術家を知ってほしい」と話していた。