県内新たに21人が感染 新型コロナ、知事「第6波が襲来」

【臨時会見で、会食は4人以下とするよう呼び掛ける一見知事=県庁で】

三重県は7日、未就学児から70代までの男女21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が20人を超えるのは103日ぶり。一見勝之知事は臨時の記者会見で「県内にも第六波が襲来した」と述べ、会食は4人以下とするよう県民に呼び掛けた。

県によると、新たに判明した感染者は四日市市で7人、鈴鹿市で6人、伊賀市で3人、松阪市、熊野市で2人ずつ、名張市で1人。このうち約6割に当たる13人ほどが県外由来の感染とみられる。

四日市市の30代男性は市立四日市病院(同市)の医療従事者。外来患者や同僚ら16人が接触者として検査を受ける。市は同じく感染が判明した同居家族が勤務する医療機関でも接触者調査を進めている。

このほか、松阪市の20代男性は高校の教職員。感染可能期間には出勤していなかったことから、校内に接触者はいない。熊野市の60代女性が勤務していた県内の福祉施設でも接触者はいない。

7日現在の病床使用率は4・4%となり、前日から1・8ポイントの上昇。20人が県内の医療機関に入院し、13人が宿泊療養中、7人が自宅療養中。県内の感染者は延べ1万4856人となった。

県は昨年10月に策定した対策の指針「みえコロナガード」に基づき、新規感染者が2日連続で17人以上となった場合は独自のアラートを発出し、改めて県民に感染防止対策の徹底を呼び掛ける方針。

また、県は今年から「県内」としていた感染者の居住地を7日から市町別に戻した。1―6日に発表した感染者は鈴鹿で5人、桑名で3人、四日市、熊野で2人ずつ、亀山、津、松阪、伊勢で1人ずつだった。

一見知事は会見で「感染者の増加を考えると、県内にも第6波が襲来したと言える」とした上で「感染力がデルタ株の3倍と言われるオミクロン株が混ざって感染が拡大していると考えられる」と述べた。

また、8日からの3連休中に県内の25市町で成人式が予定されていることに言及した上で「成人としての自覚を持ち、過度の飲酒を控え、はめを外すことのないようにしてもらいたい」と呼び掛けた。