手作りの和凧50点 鳥羽で浜崎さんが展示 武者絵や寅にちなんだ凧も

【色鮮やかな手作り凧を展示した浜崎さん=鳥羽市大明西町の鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」で】

【鳥羽】鳥羽市大明西町の鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」で、同市答志町の浜崎靖導さん(74)が「手作り凧(たこ)展」を開いている。11日まで。

約40年前、勤めていた信用金庫で預金キャンペーンの看板作り担当となったことが和凧制作のきっかけ。元々、ポスターやイラストを描くのが好きだったが看板は初めてということもあり、図書館で題材を探すうちに江戸凧の本と出合い、鮮やかな色彩で描かれた武者絵や歌舞伎絵に魅了され、独学で和凧を作るようになった。

参考にする江戸凧や津軽凧の絵柄にアレンジを加えながら手すきの美濃和紙に下書きし、ポスターカラーで色付け。骨組みに使う竹ひごも手作りで、曲線のある凧は竹ひごを熱湯に漬けて少しずつ曲げたり、ろうそくであぶったりしてさまざまな工夫を凝らしているという。

会場には、義経と弁慶の武者絵や迫力ある姿の龍、縁起物の鯉の滝登りなどを色鮮やかに描いた約50点がずらり。今年の干支(えと)「寅(とら)」にちなみ、戦国時代の武将・加藤清正の虎退治伝説をモチーフにした凧も目を引く。

浜崎さんは「凧の絵を描いていると楽しく、すぐに時間がたつ。今後は新しい絵柄にも挑戦していきたい」と話した。