伊勢市の花、木、鳥を制定 ジングウツツジ、オヤネザクラ、イソヒヨドリに

【左からジングウツツジ、オヤネザクラ、イソヒヨドリ(市提供)】

【伊勢】三重県伊勢市は6日の定例会見で、市の花と木、鳥を制定したと発表した。イベントや広報などを通じて定着を図っていく方針。

市の花に決まった「ジングウツツジ」は赤い花弁が特徴で、県内では朝熊山や神路山など伊勢神宮神域に分布。その名が示す通り、伊勢神宮をはじめ市の象徴的な場所との関わりがある点が選定理由となった。

市の木「オヤネザクラ」は江戸初期に開設された豊宮崎文庫(岡本三丁目)にゆかりが深いとされ、昭和61年に市の天然記念物として指定された。現在、外宮前の旧跡地に所在しており、ジングウツツジ同様に市の象徴的な場所との関わりから選定された。

市の鳥「イソヒヨドリ」はスズメ目ヒタキ科に分類される体長約25センチの鳥で、沿岸部を中心に生息。伊勢湾に面する市とのイメージの合致から選んだ。

当初は国体開催に合わせて市のイメージを広く発信する目的で制定。6月に選考委員会を立ち上げ、花7種、木7種、鳥5種を候補に絞り、インターネットを通じて8―9月にかけて公募したアンケート結果を参考にして決定した。

鈴木健一市長は「市のシンボルとして愛着を持ってもらえるよう活用していきたい」と話していた。