ボクシング代替大会が開幕 「三重とこわか国体」中止で

【バンタム級世界選手権優勝の坪井智也選手(右端)とのエキシビションマッチを終え、坪井選手とともに手を掲げられる三重国体フライ級代表の宇津輝選手=四日市市日永東の四日市市総合体育館で】

第76回国民体育大会「三重とこわか国体」ボクシング競技の代替大会チャレンジマッチが5日、四日市市日永東の四日市市総合体育館で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった昨年秋の三重とこわか国体の成年・少年男子三重県代表7人が各自1試合限りのスペシャルマッチに臨む。8日まで。

コロナ禍で活躍の場所を失った選手らにこれまでの活動の成果を発揮する舞台をと、県ボクシング連盟が三重県や四日市市などと協力して開いた。4日から8日までは、昨年10月、栃木県で開催を予定していた全日本女子ボクシング選手権の代替大会「全日本女子選手権ジュニア大会四日市大会」も行われる。

マッチメイクも県ボクシング連盟が担当。成年男子フライ級代表の宇津輝選手(府洲グループ)は、バンタム級の世界選手権チャンピオンの坪井智也(自衛隊体育学校)=静岡県出身=とのエキシビションマッチに挑んだ。実戦さながらに選手紹介のアナウンスと音楽とともに入場。チャンピオンベルトを携えてマットに上がった坪井選手と3ラウンド戦い抜くと、試合後はレフェリーからそれぞれの手を高々と掲げられた。

久居高校出身の23歳。目標としてきた地元国体はなくなったが今後も練習を続けていくという。坪井選手は、高校卒業後在籍した日大の先輩に当たり「こういう舞台で世界を取られた先輩と戦わせてもらい本当に感謝。ボクシングを始めた時から日本一になることを目標にしてきたので今年もそれを目指して頑張っていきたい」と話した。