三重で女子高校生90人がボクシング熱戦 全日本ジュニア四日市大会

【全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会フライ級初戦に臨む久居高3年の松島夢莉選手(左)=四日市市総合体育館で】

第76回「三重とこわか国体」ボクシング競技代替大会会場の四日市市総合体育館では「全日本女子選手権ジュニア大会四日市大会」も開催。三重国体同様新型コロナウイルスの影響で中止となった全日本女子選手権ジュニア大会(全日本ジュニア)の代替大会で、全国から集まった7階級約90人の女子高校生らが8日まで熱戦を繰り広げている。

高校世代の女子ボクシングの全国大会は男子に比べて少なく、春休みに開催の全国高校選抜以外は全日本ジュニアしかない。三重県など一部の地域では、コロナ禍で地区予選が間に合わなかったため昨春の高校選抜に出場できず、全日本ジュニアが最初で最後の全国大会という3年生もいる。

そのうちの1人、久居高校3年の松島夢莉さん=フライ級=はベスト8を決める5日の2回戦から登場。高校からボクシングを始めた松島さんは、ジュニアからの経験者の青森県代表とほぼ互角の内容で3ラウンド戦い、1―2の判定負けで初戦で涙をのんだ。ボクシングは高校でやめると決めており、試合後は「高校3年間も試合もあっという間」と目を潤ませた。

それでも、ボクシングの全国大会としては2年ぶりの有観客試合で「親に試合を見せることができた」。「こういう機会がなければ全国大会がないままボクシングを終えていた。大会を開いてもらえてうれしかった」と大会開催を準備した関係者に感謝していた。