「三重県民の信頼確保を念頭に」 佐野県警本部長が年頭訓示

【仕事始め式で訓示する佐野県警本部長=津市栄町1丁目の県警本部で】

佐野朋毅三重県警本部長は5日、津市栄町1丁目の県警本部で仕事始め式に臨み、所属長級の職員48人を前に「警察の仕事は県民の信頼があってこそ初めて成り立つ。信頼の確保を念頭に置き、健全な常識を持って物事を判断することが大切である」と訓示した。

佐野本部長は昨年の警備や警務、刑事など各部門の活動を振り返り、自動車警ら隊については「各部門や警察署と連携した効果的な警ら活動で、覚醒剤取締法違反や飲酒運転などを検挙するなど、力を存分に発揮した」と述べた。聖火リレーの警備についても触れ「コロナ禍で実施方法が変化する中、柔軟な対応により任務を完遂できた」と語った。

県外では昨年、電車内での殺傷事件や雑居ビルへの放火事件などの凶悪事件が発生したことから、「同種事案の防止と発生時の対応要領を再確認するため、合同訓練に積極的に取り組んだ」と振り返った。

刑法犯認知件数が減少する一方、強制性交等や強制わいせつの重要犯罪や自動車盗が増加していると指摘。「引き続き、検挙の徹底をお願いする」と呼び掛けた。

新型コロナウイルスの感染症対策のため、仕事始め式は出席者を減らして実施。映像を各警察署にリアルタイムで配信した。