「県民を唯一の判断軸に」知事が年頭あいさつ

【年頭のあいさつをする一見知事=県庁で】

一見勝之三重県知事は4日、県庁で職員への年頭あいさつに臨んだ。「今年は積極果敢を掲げる」と強調。「配慮すべきは知事や業界、議会ではない。県民を唯一の判断の軸にしてほしい」と語った。

一見知事は「皆さんのおかげで新任の私でもなんとか仕事ができた」と昨年9月の就任以降を振り返ったほか、年末年始を返上して新型コロナウイルスや大雪の対応に当たった職員らをねぎらった。

その上で「県の課題は多岐にわたる」とし、特に大きな課題に新型コロナや災害の危機対応を挙げた。加えて「今年は三重の人口減少対策元年としたい」と述べ、人口減少対策への協力も求めた。

また、職務に必要な姿勢は「パフォーマンスではない」と指摘。「地に足の付いた地道な努力を評価したい。目立ちやすい部門だけではなく、現場で汗を流している職員を評価したい」と述べた。

庁内に「知事は細かいことを聞く」との批判があることも紹介。「これからも県民のために細かく聞くかもしれないが、ぜひ批判いただきたい。任せることは任せる。皆さんを信頼している」と語った。