伊勢神宮で初詣 マスク着けた参拝者でにぎわう

【年越しの初詣に訪れた参拝者ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】新年を迎え、伊勢市の伊勢神宮では1日未明から多くの参拝者が初詣に訪れた。

大晦日の31日深夜、内宮ではマスク姿で参道を歩く人々の姿が目立った。新型コロナウイルスの影響で例年ほどのにぎわいは影を潜めたが前年よりは人出も戻り、正殿前の石段には年越し参拝を待つ多くの人々が長い列を作っていた。

昨年は濃厚接触者となり、2度の手術を乗り越えたという愛知県半田市の会社員、重野拓郎さん(56)は「早く収束して平穏無事な一年になれば」と話した。一緒に参拝に来ていた妻のかおるさん(53)は「コロナでマラソン大会が中止になってしまったので、今年は出場できたら」と話していた。

神宮司庁によると、昨年の伊勢神宮内宮、外宮を合わせた総参拝者数は382万7451人(前年比171万360人減)で、平成以降では過去最低の数字となった。一方で12月の参拝者数は前年より多く、やや回復傾向が見られたという。