伊勢神宮で「大かがり火」 コロナ終息、平穏願う 三重

【勢いよく燃え上がる大かがり火=伊勢市の伊勢神宮外宮で】

【伊勢】三重県伊勢市の伊勢神宮内宮と外宮で31日夕方から新年1日早朝にかけて、恒例の大かがり火がともされ、各地から訪れた多くの参拝客が暖をとりながら年越しを過ごした。

全国の崇敬者でつくる奉仕者団体「日本青伸会」が昭和21年から、無病息災や一年の無事を祈願して毎年恒例で主催。今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症への影響を配慮して、人数を例年の半数の約70人にし、設置箇所を減らすなど規模を縮小して実施した。

外宮では午後6時ごろ、君が代斉唱の後に、たいまつを手にした白装束姿の奉仕者らが神宮林の間伐材を使って組み上げたまきに点火。参拝客らは勢いよく燃え上がるかがり火を囲みながら、餅を焼いて食べたり暖をとるなどして過ごしていた。

日本青伸会の久本恵章理事長(82)は「終戦直後から活動して今年で76年目を迎えた。何とかコロナが終わり平穏な日本を取り戻せるよう願ってご奉仕したい」と話していた。