風力発電の電気を返礼品に 三重・度会町のふるさと納税

【度会町のふるさと納税返礼品に活用される電気を発電している度会ウィンドファーム(同町提供)】

【度会郡】脱炭素社会の実現に向け、三重県度会町は町内にある大型風力発電所「度会ウィンドファーム」(コスモエコパワー、東京都)で発電された電気を、ふるさと納税返礼品として活用する取り組みを今月から始めている。

同町とふるさと納税サイト「ふるなび」を運営する「アイモバイル」(東京都)、再生可能エネルギー事業「みんな電力」を展開する「UPDATER(アップデーター)」(東京都)が連携して実施している。

ふるなびの「ふるなびカタログ」で同町への寄付を申し込むと、北海道や北陸、沖縄、離島エリアを除く地域で来年4月から、寄付の金額に応じて家庭などの電気の支払いに使える電力ポイントを返礼品として受け取ることができる。寄付金額30万円で9万円分の電力ポイントを付与する。

UPDATERは同町で発電された電気を買い取り、寄付者と契約を結んで供給する。

町によると今月9日から寄付を受け付けていて、20日現在で東京や大阪などから9件の申し込みがあったという。

中村忠彦町長は「度会町の風を全国の家庭に届けたい。寄付金を使ってより一層、カーボンゼロに向けた取り組みを進め、地域社会に貢献していきたい」と話した。