世界遺産と山頭火を楽しめる両面アートカレンダー アトリエ崇藝庵が発行

奈良県橿原市の画塾「アトリエ崇藝庵(すうげいあん)」(戸田勝代表)は、一つのカレンダーで世界遺産の風景画と、自由律俳句で知られる俳人・種田山頭火(1882―1940年)の句書画を両方楽しめる両面アートカレンダー2022年版を、今年も発行した。

崇藝庵を主宰する山口県出身の水彩画家、戸田勝氏が、パステルカラーの美しい風景画や、素朴で力強い筆致の句書画を描いた。

【世界遺産のページ】

世界遺産の面は、アメリカのヨセミテ国立公園やスペイン、ブラジルなど同氏が巡った世界遺産の風景画に、同氏作の自由律俳句と紀行文を添えた。

【山頭火の句書画のページ】

種田山頭火の面には、「蝉しぐれの、飲むな飲むなと熊蝉さけぶ」など山頭火の句と、それにちなむ絵を描き、さらに戸田氏の随想(徒然記)を添えている。コロナ禍の災厄よけに、中面に昇竜と降竜の絵も掲載した。

世界遺産と山頭火がライフワークという戸田氏。「世界遺産の表現は世界平和への願い。貧楽を友とし旅と酒と句をこよなく愛した山頭火もまた、争わない心を希求していた」と言い、「世界平和を願いつつ描かせていただいたカレンダーから平和の尊さを少しでも発信できたら幸い」と話している。

A4変形サイズ、32ページ、壁掛け式。税込み一冊2千円(送料別)。問い合わせは同庵=電話・ファクス0744(47)4623か携帯電話080(1922)7282=へ。