伊勢醤油を内宮へ奉納 製造販売会社 一年の感謝込め

【伊勢醤油の樽を担いでおはらい町通りを練り歩く参列者ら=伊勢市で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治中之切町のしょうゆ製造販売「伊勢醤油本舗」は28日、一年の感謝を込め、看板商品の「伊勢醤油」を伊勢神宮内宮に奉納した。

紋付羽織姿の三林憲忠会長(68)らを先頭に、社員約40人が参列。内宮前のおかげ横丁にある本店から、しょうゆ樽(72リットル入)5個と一升瓶2本を担ぎ、内宮宇治橋を渡って神楽殿へ納めた。新商品のレトルト食品12個も合わせて奉納した。

伊勢醤油は、県産の大豆と小麦を原料に使い、独特の香ばしさとたまりしょうゆのうま味、濃い口しょうゆの風味を併せ持つ味わいが特徴。奉納は年末恒例で、30回の節目を迎えた。

三林会長は「コロナ禍も奉納は欠かさず、30年間続けることができた。感謝の気持ちと、来年が明るい一年になるよう思いを込めた」と話した。

上野毛戸宏社長は「今年は新型コロナウイルスの流行を受け、体の免疫を高めることを意識し新たな商品作ったり、VISONにて出店を行ったりと新たな展開があった一年だった。来年は食養生という観点を広げ、皆様に健康になっていただく一年にしたい」と話していた。