11月有効求人倍率は1・26倍、2カ月連続で前月下回る 三重

三重労働局が28日発表した11月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月に比べ0.02ポイント低下の1.26倍となり、2カ月連続で前月を下回った。

全国順位は前月から一つ下げて24位。同局は雇用情勢について「一部持ち直しの動きは見られるものの、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に注意する必要がある」と7カ月連続で判断を据え置いた。

有効求人数は前月比1.8%(567人)増の3万1647人、有効求職者数は2.7%(653人)増の2万5019人だった。新規求人倍率は2.16倍で、前月を0.13ポイント上回った。

産業別の新規求人は11業種のうち八業種で前年同月を上回った。製造業が同比21.3%(291人)増、運輸業・郵便業が65.2%(306人)増と引き続き好調だった一方、卸売業・小売業が3.7%(45人)減、宿泊業・飲食サービス業が2.4%(24人)減と依然低調だった。

三重労働局は「緊急事態宣言解除後、求人が増えた一方、求職者も増加。製造業を中心に活発な求人はあるが、宿泊業や飲食業はコロナ渦前の水準に戻っていない。オミクロン株の感染拡大も懸念され、引き続き慎重な動きが続くだろう」としている。