川崎氏が自民県連会長を退任意向 本社来訪 前衆院議員

【県連会長の退任に当たって伊勢新聞社を訪れた川崎前衆院議員=津市本町で】

前衆院議員の川崎二郎氏(74)が28日、三重県津市本町の伊勢新聞社を訪れ、同日付で自民党県連会長を退任する意向を県連に伝えたことを小林千三社長に明かした。県連は年明けにも後任の会長を選出する方針。

川崎氏は小林社長との懇談で「県連会長としての仕事、政治家としての仕事をきょうで終わりにしたい。県連にも伊勢新聞に話をしてくると伝えた。いつまでも背負っているわけにもいかない」と述べた。

また、川崎氏は懇談で、東京一極集中に対する強い懸念を示した。「最大の間違いは東京一局集中をつくり、政治が助長していること。物事を考える構造も含め、全て東京が中心になってしまった」と語った。

IT産業で成長する中国や韓国とは対照的に「日本は次世代に向けてキャッチアップできる産業がない」と指摘。「経済を伸ばすために何が必要かを岸田総理は語れていない。若い人に考えほしい」と述べた。

「運転手はいない」と、この日は自らホンダの小型車「フィット」を運転して来社。「良質な情報が持つ価値は高い。よく紙媒体が残っていると思う。これからも頑張って」と本紙への激励もあった。