宿泊療養施設を追加確保 三重県知事、変異株拡大に備え 東海3県知事会議

【愛知、岐阜両県知事とのテレビ会議でコロナ対策を紹介する一見知事=県庁で】

一見勝之三重県知事は27日に開かれた愛知、岐阜両県知事とのテレビ会議で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の拡大に備え、宿泊療養施設の追加に向けた作業を指示したことを明らかにした。

一見知事は会議後の取材に対し、宿泊療養施設を追加する理由を「オミクロン株では入院より宿泊療養施設が必要になる」と説明。現時点で施設がない南勢や伊賀地域での確保を含めて検討していると明かした。

県が確保している宿泊療養施設は5施設で計665室。県は今月に入り、津市と松阪市で相次いで宿泊療養施設を確保したと発表した。うち2施設が稼働中で、残る3施設は病床ひっ迫時に使用する。

また、3県の知事はテレビ会議で新型コロナの感染拡大防止に向けた共同メッセージを発表。県境をまたぐ移動の自粛は求めていないが、旅行や帰省では基本的な対策を徹底するよう呼び掛けた。

共同メッセージは「国内でもオミクロン株の感染が相次いで報告されている。岐阜県では帰国者に、愛知県では市中感染とみられる事例が確認されるなど、東海3県でも感染拡大が懸念される」とした。

その上で、正月三が日の初詣を避ける「分散参拝」への協力を要請。カウントダウンイベントや成人式などでは参加者同士の距離を確保し、大声での会話や過度な飲酒を控えるよう呼び掛けた。