宣長の古事記研究たどる 松阪の記念館、きょうから企画展 三重

【「古事記伝」44巻(本居宣長記念館提供)】

 

【松阪】本居宣長記念館は28日から、三重県松阪市殿町の同館で冬の企画展「心力をつくして 古事記伝への道」を始める。会期は3月6日まで。

宣長の代表作「古事記伝」を軸に宣長の研究の軌跡をたどる。79種98点を出品。うち国重要文化財53点。

宣長は1798年、「古事記伝」最終巻を書き終え、友人に手紙で「生涯の願望成就仕り、大悦の至り」と伝えた。

古事記伝の完成後、弟子たちの求めで素早く書き上げた学問入門書「うひ山ぶみ」で、「心力をつくして、此記の伝44巻をあらはして、いにしへ学びのしるべとせり」と書いている。

展示では、古事記の複数の写本を比べ異同を確かめ誤りを正す校合(きょうごう)作業や、漢字の読み方を調べ上げ考え抜いた末に「考えつかない」と書いている箇所を紹介する。

展示説明会は1月15日と2月19日のいずれも午前11時から。

12月29日―1月3日は年末年始休館。月曜休館。入館料は大人400円、大学生300円、小学4年―高校生200円。