稲わらを筆に墨書 伊勢で爪橋さんと生徒作品展 三重

【稲わらの筆で制作した作品を展示した爪橋さん(左)と生徒ら=伊勢市宇治今在家町の茶房山中で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治今在家町の茶房山中で、稲わら墨書画「浄心流雲龍」宗家の爪橋浄円さん(84)=同市円座町=と生徒16人の作品展が開かれている。来年1月31日まで。今月31日は休み。

爪橋さんは玉城町玉川にある教室「竹光庵」で、茶道や華道、和裁など日本の伝統文化を生徒らに伝えるとともに、稲わらを筆にして作品を制作。「浄心流雲龍」と名付けて商標登録している。

同展には、1回目の収穫の後に生える二番穂「ひこばえ」を束ねた筆に墨を付け、自分の書きたい字を自由に表現した17点を展示した。

爪橋さんはウメとウグイスを描き、和歌を添えた作品を出展。20―70代の生徒らが「夢」「海」「窓」「つぼみ」などを躍動感いっぱいに書き上げた作品も並び、訪れた人の目を楽しませている。

爪橋さんは「皆さんの内に秘めたものが書に現れた作品を見てもらいたい」と話した。