三重県議会活動ベスト10、コロナ対応が1位 議長の今年の一字は「凌」

【定例記者会見で、今年の一字を発表する青木議長=県議会議事堂で】

青木謙順三重県議会議長は24日、年内最後の定例記者会見を開き、県議会に関する1年間の話題をまとめた「あなたが選ぶ!県議会の活動ベスト10」を発表した。新型コロナウイルス対応などの10件を選んだ。

県議会事務局によると、正副議長が印象的だった出来事として選んだ18件の候補を対象に、先月11日から今月10日まで県民投票を実施。904人の県民が投票し、議員の得票も踏まえて10件を選んだ。

得票数が最も多かったのは前年と同じく、国への意見書提出や補正予算の先議といった「新型コロナウイルスへの対応」で、540票。次いで多かったのは「政務活動費の削減」で393票だった。

議員定数を51から48に減らす条例案の可決(324票)も選出。大規模地震の発生を想定した訓練の得票は354票で4位だったが、議員や傍聴者などの得票が少なかったことから除外した。

また、青木議長はこの1年間について「知事の交代や新型コロナの対応もあった。三重とこわか国体・とこわか大会の中止など、さまざまなことでスピーディーに判断することも多かった」と振り返った。

その上で、一見県政について「長期のビジョンと中期計画を策定する方針が示され、前知事のときには当たり前だったことにも変化があるのでは。議員の意見を聞きながら進めてもらいたい」と述べた。

今年の一字には「凌」を選んだと発表。「県民の皆さんとコロナをしのぎ、これからをどうしのいでいくのかという思いを込めた。しのいだ末に新しい世界を構築できるよう頑張っていきたい」と語った。

一方、稲垣昭義副議長は「コロナで分断が進んだ。意見が両極端に広がり、不安を感じる一年だった」と振り返った上で「政治の役割は大きい。異なる価値観を認め合っていく必要がある」と述べた。