楠さんのデザインに決定 津高図書館のカード、来年度から 三重

【ライブラリーカードの新デザインに選ばれた楠さん(パネルはデザインを拡大したもの)=津市新町の県立津高校で】

【津】三重県立津高校(津市新町)図書館が生徒に公募した「ライブラリーカード」のデザインが決定した。本を読むことで世界が広がるイメージを表現した美術部1年の楠れいかさん(16)の作品で、来年度から3年間新入生に配布される。

本を借りる際に使うプラスチック製カードのデザイン公募は3年前に続き2回目。来年度から3年分の発注に合わせ6―10月に募集し、寄せられた21作品に生徒と教員計335人が投票し選んだ。

楠さんの作品は書棚の前で少年が床に広げた本に熱中する場面をグラフィックソフトで描いており「自分が絵を描く時の感覚を重ねた」と話す。誰もが使いやすいようあえて表情を描かず、読書で広がる世界を周囲の地球儀や飛行機で表したといい、色調は「図書室のイメージ」として全体を茶系でまとめている。

楠さんは新入生全てに自身がデザインしたカードが渡ることに「うれしいのと不思議な感じが半分半分。自分の絵にちょっと自信がついた」と控えめに喜んだ。