「生きる」テーマに版画作品 四日市で洋画家伊藤さん個展

【作品を紹介する伊藤さん=四日市市栄町のフランス菓子と小さなギャラリー「クロード・リュッツ」で】

【四日市】三重県桑名市本願寺の洋画家、伊藤明淑さん(63)の個展「生きる」が23日、四日市市栄町のフランス菓子と小さなギャラリー「クロード・リュッツ」で始まった。シルクスクリーン技法で表現した版画作品約30点を展示している。年末は26日まで、年始は13日から22日までの木金土曜日。

「生きる」をテーマに、大声で叫ぶ人の顔を無数に描いた作品、人の足跡やゾウ、レンコン、マツボクリをモチーフにした作品など、あらゆる生物の変化を「揺らぎ」と捉えて制作したモノトーン作品が並んでいる。

伊藤さんは昭和63年に生まれ育った韓国から結婚を機に来日。名古屋芸大大学院修了後、絵画教室で指導する傍ら、現代アート作家を紹介するギャラリーも開設している。20数年前から絵画を通して文化交流を図る「日韓友好親善美術展」に携わっている。「見る人それぞれの感性で楽しんでいただきたい」と語った。問い合わせは同店=電話090(2770)9248=へ。