「沿線風景を残したい」 名松線ポスター展、鈴鹿の公民館で始まる 三重

【ポスター制作を手伝った長岡さん(左)と辻さん=鈴鹿市江島本町の白子公民館で】

【鈴鹿】津市白山町の三重県立白山高生が地域活性化に向けて取り組んでいる「名松線勝手に応援団」制作の「名松線PRポスター展~白山高校+高田短期大学」が20日、鈴鹿市江島本町の白子公民館で始まった。28日まで。

同展は、ポスター制作に協力した津市一身田の高田短大ボランティア部の学生らが活動拠点の一つとしている同公民館が主催。1年生の部員7人が白山高生らと事前の打ち合わせを重ね、撮影当日はカメラマンやモデルを務めたり、ポスターのタイトルや紹介文を考えたりして制作を手伝った。

名松線は、松阪市の松阪駅から津市の伊勢奥津駅に至るJR東海のローカル線。2時間に1本の運行時刻表を背景におしゃべりをする短大生、白山高生とホームで語り合う短大生ら、灰色の車体にオレンジのラインが入った電車が通過する踏切、駅舎前でテレビ取材を受ける様子など、比津駅や家城駅周辺で撮影したポスターやスナップ写真12点を展示している。

辻美来さん(18)は「名松線を知らなかったが、この風景を残したいと思うようになった」、長岡弥優さん(19)は「地域おこしのお手伝いができて貴重な体験になった」と、それぞれ話していた。ボランティア部顧問の杉谷哲也講師は「コロナ禍で活動が制限される中、生徒の視野を広げるチャンスになったと感じる」と語った。