高校活性化で意見募集開始 三重県教委、「統合の協議」の記述修正

【定例記者会見で「統合の協議」への考えを示す木平教育長=県庁で】

三重県教委は22日、県立高校活性化計画(仮称)の案に対する意見募集を開始する。県議会教育警察常任委員会(田中祐治委員長、8人)の意見を受けて「統合の協議」に関する記述の一部を修正した。

県教委によると、計画の案は1学年3学級以下の高校について「統合の協議」を実施すると明記。入学者が2年連続で20人に満たず、その後も増える見込みのない学校は募集を停止すると定めた。

一方、17日の常任委で上がった意見を受けて「統合という結論ありきで協議するのではない」と追記。「安心して学び、豊かな社会性・人間性が生まれる教育を進める」などとする高校のあり方も盛り込んだ。

計画の対象期間は来年度からの5年間。県立高校活性化に向けた「基本的な考え方」に「自律した学習者を育てる学びの推進」などを掲げ、社会問題への関心や新たな学びに挑戦する意欲を高めるとしている。

木平芳定県教育長は21日の定例記者会見で「統合の協議」について「統合ありきではない」としつつ「少子化を考えると協議の必要がある」と説明。「来年度から順次、協議に入ることになる」と語った。

意見は県のホームページに掲載する用紙に記入し、郵送、ファクス、電子メールのいずれかで来年1月21日までに送付する。問い合わせは県教委事務局教育政策課=電話059(224)2951=へ。