プログラミングで全国最優秀 鳥羽商船高専、副知事に受賞報告 三重

【廣田副知事(後列中央)に受賞を報告した鳥羽商船高専の生徒ら=県庁で】

【鳥羽】プログラミングの技術力を競う「全国高等専門学校プログラミングコンテスト」の課題部門で最優秀賞と優秀賞に輝いた鳥羽商船高専(三重県鳥羽市池上町)の生徒らが20日、廣田恵子副知事に受賞の喜びを語った。

県によると、コンテストは一般社団法人「全国高等専門学校連合会」が主催。32回目の今年は10月にオンラインで開かれた。課題部門では全国の高専が45作品を応募し、アイデアや実現力を競った。

最優秀賞はマダイの養殖を支援する「学魚養食」と題したアプリ。養殖いかだに設置したカメラで魚の体長などを把握できるほか、小中学生と生産者をつなげようと、遠隔で給餌を体験する機能も備えた。

優秀賞となった「SEN―KEN」はバレーボールやバトミントンなどの練習を支援するアプリ。相手が放ったボールのコースを予測する力をクイズ形式で養えるほか、フォームの分析にも活用できる。

また、22歳以下を対象とした「U―22プログラミング・コンテスト」でスポンサー企業賞となったアプリ「よそくる」は、交通量に天気や新型コロナの感染状況を加味し、観光地の来訪者数を予測する。

この日、3―5年の生徒11人が県庁を訪れ、廣田副知事に受賞したアプリを紹介。「コンテストを通じて新しい技術を学ぶことができた」「研究室に残って作業をしたかいがあった」などと振り返った。

廣田副知事は「皆さんがデータを具体的に活用していることに驚いた」とたたえた。同席した田中淳一最高デジタル責任者も「感動した。将来的には起業にも興味をもってもらいたい」と激励した。