〈冬の主役〉男子バスケ・津工 「走るバスケ」集大成を

【津工】

11月開催の全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)三重県予選決勝で優勝し、今年の県内主要タイトルを総なめにした。スタメン5人の平均身長は176センチ。大型チームではないが、主将で司令塔のPG駒田彬人(3年)を中心にした「走るバスケ」で、平成5年以来の出場となった全国高校総体(インターハイ)でベスト16進出を果たしている。

これまで木本高校のバスケ部指導のほか、国体少年男子監督なども務めた橋向元教諭を慕い、津市の中学出身の駒田だけでなく、東紀州地域の選手も入学し戦力がそろった。28年ぶりの出場だったインターハイでは身長190センチ台の留学生もいる呉港(広島)を下して全国16強に入った。

福岡大大濠に敗れてベスト8進出を逃したインターハイ以降はそれぞれの持ち味を見直し、チーム全体のレベルアップを図った。SG楠田竜暉(3年)は「ドライブで点を取ることが少しは出来た。ウインターカップでも1対1で点を取ることを意識して臨みたい」と練習に励んでいる。

24年ぶり3度目の出場のウインターカップは1回戦で北陸(福井)、2回戦で前回優勝の仙台大附属明成(宮城県)と当たる厳しい組み合わせで、夏以上に総合力を上げるしかない。精度の高いスリーポイントシュートが魅力のSF魚見聡寿(3年)は疲労骨折でインターハイに出られず高校最初で最後の全国大会で「スリーポイントを決めてチームを盛り上げる」。チーム1の長身で力強いドライブが武器のSF服部有迅(1年)ら下級生の活躍も欠かせない。

主将の駒田は「全国で一番小さいチームだが、全国で一番速いバスケをして、弱気にならずチャレンジしていきたい」と闘志を燃やす。「全国の舞台で素晴らしいチームと戦える」と強豪との対戦を歓迎する橋向監督は「集大成のバスケを見せ、強豪に食らいついて欲しい」とエールを送る。


全国高校バスケットボール選手権大会 12月23日から29日にかけて東京体育館と駒沢オリンピック公園運動場体育館で開催。男女各60チームがトーナメント戦に臨み、県内からは津工(男子)、四日市メリノール学院(女子)が出場する。

津工(男子)
氏名   学年身長
楠田 竜暉(3年)173
永井 大和(3年)172
駒田 彬人(3年)173
小林 正拳(3年)175
小川 友誠(1年)174
竹内 陸翔(3年)177
脇  将哉(3年)182
福嶋 海斗(3年)177
川北悠太郎(3年)173
服部 有迅(1年)184
魚見 聡寿(3年)182
奥野 拓人(2年)180
平野 我流(3年)177
志保倖史郎(2年)174
濵地亜由夢(2年)180