
立憲民主党三重県連は18日、津市羽所町のアスト津で常任幹事会を開き、今期限りで参院議員を引退する芝博一氏(71)が務めてきた県連代表の後任に、中川正春衆院議員(71)(比例東海)を選んだ。
中川代表は幹事会後の記者会見で「課題は参院選の候補者擁立。立憲、国民、連合三重、新政みえの4者が擁立に向けた作業に入っている。できれば年内にしっかりと決まるようにしたい」と述べた。
参院候補の選考状況を問われた中川代表は「今の段階では控えたい」と述べるにとどめた。選考で重視する人物像については「野党を結集できる人。しっかりした政策を兼ね備えている人」と語った。
この日の幹事会は、岡田克也衆院議員(三重3区)が次期参院選三重選挙区の責任者を務め、芝氏が支援に当たることも確認した。岡田氏は会見で「一日でも早く(参院候補を)決めていただきたい」と語った。