NTNの小森好調 ニューイヤー駅伝、2年ぶり出場

【ニューイヤー駅伝への抱負を語ったNTN・小森稜太選手】

来年元日の全日本実業団対抗駅伝に2年ぶり57度目の出場を果たすNTN(桑名市)で、いなべ市出身で帝京大卒2年目の小森稜太が好調だ。中部地区6枠を争った11月の中部実業団対抗駅伝は1区でトップから4秒差の区間2位で走り、総合4位でのフィニッシュの立役者の1人となった。自身初めて挑むニューイヤー駅伝でもチームに流れを呼び込む走りが期待される。

いなべ総合学園高から帝京大に進学。2年目から箱根駅伝で復路のエース区間と言われる9区を担当し、3年目は区間3位の成績で同校の復路3位にも貢献した。将来の日本代表入りを目指して、NTN入社後はマラソンの練習にも本格的に取り組んでいる。

今年春には、中長距離の監督に陸上競技部OBの越井武吉氏が2008年以来の就任。男子1500メートル日本記録保持者の小林史和選手らを指導した実績ある監督とスポーツ医科学などの分野で最先端の情報を共有する一方で「自分の意見もくみ取ってもらい」納得のいく練習が積めているという。

24年パリ五輪選考レースとなるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場資格もかけた12月の福岡国際マラソンは2時間11分32秒の11位で終えたが、26キロ地点過ぎまで先頭集団で粘ることができ「自分の成長が感じられた」。来年3月には再び東京マラソンに挑戦する予定だが駅伝の練習も手を抜かない。「(ニューイヤー駅伝で)会社や地域の人を楽しませたい。できる限り一番いい状態で走り、チームに貢献する」と話している。