巨大絵馬を安乗神社に奉納 志摩・地元旅館組合、安全と豊漁願う

【巨大絵馬の奉納に合わせて神事に立ち会う組合員ら=志摩市の安乗神社で】

【志摩】安乗岬旅館組合(浜口保寿組合長)は16日、来年の干支「壬寅(みずのえとら)」に合わせた巨大絵馬を志摩市阿児町安乗の安乗神社に奉納した。

絵馬は縦約2・7メートル、横約3・6メートル。安乗地区のホテルや旅館関係者ら11人が集まる同組合が、地域の安全や特産の「あのりふぐ」豊漁などを祈願して毎年恒例で奉納しており、今年で15回目を数える。

会員の有志7人が11月下旬から約2週間かけて作成。例年は会員自らデザインを考案しているが、今年は「迫力ある絵にほれ込んだ」という多気町にある金剛座寺の住職に原案を依頼し、富士山や松を背に今にも飛び出しそうな勢いのある虎の絵柄を描き出した。

この日は会員らが神事に立ち会い、神職の片山崇さん(49)からおはらいを受けた。片山さんは「素晴らしい絵馬。来年はこの虎のように勢いのある年を迎えられたら」と感謝を述べた。

同組合の浅井強さん(68)は「当初は一周で終わる予定だったが要望もあって2周目を目指して続けている。来年は疫病退散して健やかな一年を過ごしてもらえたら」と話していた。