三重県知事との面談を申し入れ 鈴鹿のサッカー場建設反対の市民団体

【記者会見で、一見知事との面談を申し入れたと発表する宮本共同代表(左)ら=県庁で】

三重県鈴鹿市住吉町の県営都市公園「鈴鹿青少年の森」で計画中のサッカースタジアム建設に反対している市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」は16日、計画の撤回を求めて一見勝之知事との面談を申し入れた。提出後の記者会見で、近く建設に反対する約8千人分の署名を提出する方針も示した。

申し入れ書はスタジアムの建設について「公園の利用者は要望していない。前知事と鈴鹿市長が土地を民間に無料で提供した」と指摘。「前知事の政策をどう引き継いだのかを一見知事に伺いたい」としている。

宮本英子共同代表は会見で「建設予定地ではキノコや昆虫などの希少種が見つかっている。計画を止めるよう知事に問う」と述べ、建設に反対する8193人分の署名が集まっていることを明らかにした。

また、スタジアムを建設予定のアンリミテッドが運営する鈴鹿ポイントゲッターズが元役員から金銭要求を受けたとされる問題には「思いがけないニュースだったが、会社が倒産したらどうなるのか」と語った。

秘書課は「申し入れは担当の都市政策課に伝えた。面談の可否も含めて担当課が判断することだと考えている」と説明。都市政策課は「現時点では許可を撤回するような状況ではない」としている。

県は6月、公園内の約5・3ヘクタールについて、スタジアムなどが建設される前提で鈴鹿市に設置管理の許可を出した。市はアンリミテッドによるスタジアムの建設などを計画し、同社と協定を結んでいる。