竹内浩三の詩パネル除幕式 伊勢の浦田町バス停前に5基目

【除幕された竹内の詩「宇治橋」のパネル=伊勢市宇治浦田町で】

 

【伊勢】太平洋戦争で戦死した三重県伊勢市出身の詩人、竹内浩三(1921―45年)の詩「宇治橋」のパネルの除幕式が15日、同市宇治浦田町の浦田町バス停前で開かれた。

竹内生誕100年を記念し、竹内作品のパネル設置活動を続ける市民団体「赤門三ツ星会」が寄付を募り、建てた。竹内の詩に親しんでもらおうと、平成25年から市内のゆかりの場所などに設置し5基目となる。

今回のパネルは幅1・5メートル、縦90センチ。竹内が部隊入営直前、未来の妻や子、孫とともに伊勢神宮内宮の宇治橋を渡ることを願って書いた詩「宇治橋」を記し、内宮近くの同所に設置した。

除幕式には、会員や関係者、竹内のめいにあたる庄司乃ぶ代さん(83)=津市=も参加。パネルが披露されると庄司さんは「こんなに盛り上げてもらい、浩三兄ちゃんはびっくりしていると思う」と述べた。

同会の岡田美代子代表(84)は「多くの人がパネルに関心を持ってくれるようになった。最後となる念願の5基目が完成し、感激。市民にも観光客にも、いろんな人に浩三のことを知ってもらいたい」と話した。