インボイス制度導入に異議「請願書」採択 亀山市議会教育民生委

【亀山】三重県の亀山市議会教育民生委員会(櫻井清蔵委員長)は14日開き、同市シルバー人材センターからインボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入に異議を記した「シルバー人材センターの安定的な事業運営に対する支援を求める」請願書を、全員賛成で採択した。

請願書は、同委員会提出議案による意見書として、21日の本会議に提出し採決される。

同制度について同センターの草川博昭事務局長は「センターの運営は、収支相償の原則から余剰金はなく、新たな税負担の財源もない」とし、「地域社会に貢献しようと努力している会員のやる気、生きがいをそぎ、活力低下をもたらす」と請願の趣旨を述べた。

各委員からは、「センターに負担を強いるような事態を避けるためにも、この制度はふさわしくない」、「安定的な事業運営に向け、県内各市町の人材センターにも声掛けしては」など意見が出た。

国による新たに改正する同制度は、令和五年10月1日から導入。仕入税額控除を受けるため、取引の正確な消費税額と消費税率の把握を目的に、請求書や納品書の交付を保存する。

免税事業者の同センター会員は、インボイスを発行することができないことから同センターは仕入税額控除ができず、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じる。