FC伊勢志摩、JFL入り懸け18日入れ替え戦

【入れ替え戦に向けた最後の追い込みに全力を挙げるFC伊勢志摩の選手ら=伊勢市朝熊町の伊勢フットボールヴィレッジで】

サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)と地域リーグの入れ替え戦が18日、全国2会場で行われる。地域リーグクラブの日本一を決める、今年の全国地域チャンピオンズリーグ(CL)で準優勝したFC伊勢志摩は、県内では桑名市など2市5町がホームタウンのヴィアティン三重、鈴鹿市拠点の鈴鹿ポイントゲッターズに続く3チーム目、中南勢地域からは初のJFLチーム誕生を目指し、宮崎県延岡市の西階総合運動公園陸上競技場で今季JFL16位のホンダロックSC(宮崎)と対戦する。

チームの創設は2012年。将来のJリーグ入りを目指して翌年から活動を始め、J1から見て4部に相当するJFL参入まであと1勝に迫った。

全国地域CLは9地区の地域リーグ王者ら12チームが出場し、11月12―14日に行われた1次ラウンドを勝ち抜いた4チームによる決勝ラウンドが同24―28日まで東京で行われた。

伊勢志摩は1次ラウンド初戦から決勝ラウンド最終戦まで6試合すべてで無失点を維持。3勝3分けの負けなしで、優勝のCriacao Shinjuku(クリアソン新宿=東京)に次ぐ準優勝を果たした。

入れ替え戦は試合に勝った方が来季JFLに参入。引き分けの場合JFLチームの残留決定と、JFLチームに有利な規則で、地域リーグの伊勢志摩の昇格の条件は勝ちきるしかない。

四日市中央工高OBで元Jリーガーの小倉隆史監督は対戦するホンダロックSCについて「完全に格上」と話す一方で「しっかりした守備の意識を持ちながら、攻撃で思い切って自分たちの時間帯が作れるかが勝負のカギ」と語る。

【小倉隆史・FC伊勢志摩理事長兼監督】

チーム創設当時伊勢市、志摩市など4市7町からスタートしたホームタウンは現在6市10町に拡大。パートナー企業は北勢や伊賀地区の会社も含め110社を超す。運営のNPO法人理事長も務める小倉監督は支援に感謝しながら「ずっとJFL昇格に向けてやってきた。三重から3チーム目のJFLチーム誕生を目指し一丸となって勝ちきりたい」と話す。