アーケード商店街火災想定し訓練 伊勢マーケットで初実施

【アーケード商店街での火災を想定した訓練=伊勢市の伊勢マーケットで】

【伊勢】三重県伊勢市消防本部は13日、年末特別警戒消防訓練として同市吹上一丁目の伊勢マーケットでアーケード商店街を想定した防災訓練を初めて実施した。

10月に鳥羽市内で江戸川乱歩記念館など7棟が焼失した建物火災や、11月に広島市で発生した大規模火災などを受けて、年末特別警戒に併せて飲食店が密集するアーケード商店街での訓練を企画した。

訓練は2日間の日程で、この日は17店舗が集まる伊勢マーケットで車両7台、消防隊員21人が参加して実施。スナックからの出火を受けて初期消火から通報、逃げ遅れた住民の避難誘導やけが人の搬送と消火までの流れを確認した。

続いて、商店街周辺住民の参加による消火器取り扱い訓練も実施。住民らは水の入った消火器を使い、隊員からの指示を受けながら火に見立てた的めがけて水をかけていた。参加した九鬼剛一さん(73)は「実際の火事では動けるかわからない。日ごろから十分気を付けたい」と話していた。

伊勢市消防署の平田元彦署長は「消火器の場所や使い方を勉強して、発生したときに対処できるようにしてほしい」と話していた。