ヤマトタチバナのお屠蘇を 鳥羽商議所、おかみらが

【お屠蘇を袋詰めする参加者ら=鳥羽市大明東町の鳥羽商工会議所で】

鳥羽市大明東町の鳥羽商工会議所で13日、同市の木「ヤマトタチバナ」の果皮を使ったお屠蘇(とそ)作りがあり、市内の旅館やホテルのおかみと同商議所関係者ら23人が参加した。

お屠蘇の習慣は平安時代に始まったといわれており、鳥羽産のタチバナを使い当時のお屠蘇を再現しようと、ヤマトタチバナの歴史文化を含めたPRや商品開発に取り組む同商議所が平成20年から実施している。

参加者らは橘皮や桂皮など7種の生薬を調合したお屠蘇を小袋に入れ、約1200袋を作った。出来上がったお屠蘇は市内の各旅館やホテルで正月の宿泊客に振る舞われるほか、市民を対象に28日まで同商議所で100袋を無料配布する。なくなり次第、終了。

鳥羽旅館組合「女将あこや会」の寺田まり会長(47)は「お屠蘇には長寿や健康を願う意味があるので、お客様に鳥羽のヤマトタチバナが入ったお屠蘇を飲んでいただきたい」と話した。(鳥羽)