四日市郵便局 開局150年、創業時の封書など2000点 切手収集家コレクション展 三重

【会員らのコレクションが並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】県内外の切手収集家でつくる「四日市郵趣会」(大嶋篤二会長、会員20人)は10日、四日市市安島の市文化会館で「WELCOME KITTE展2021~四日市郵便局開局150年」を開いた。会員らのコレクション約2千点を展示している。12日まで。

「四日市郵便局開局150年」をテーマに、明治4年の近代郵便制度施行と同時に創業した四日市郵便局が取り扱った郵便物を展示。初期の郵便封書やはがき、外国郵便、金子入書状(現・現金書留)、同7年就航の「横浜四日市線」での郵便運搬によって、海路のターミナルとなった四日市を物語る郵便物が並ぶ。また、四日市の発展に尽くした稲葉三右衛門や伊藤伝七らの書簡もある。

「日比家宛の葉書から」コーナーには、明治後期に米雑穀商「井筒商店」を創業し、三岐鉄道創業に関わった日比義太郎の孫で三岐鉄道元会長の義也さん(82)が所蔵する祖父宛のはがきを展示。世界各地の友人らから届いた、当時の世相がうかがえる貴重な絵はがき約150点が並んでいる。

大嶋会長(73)は「切手の集め方や楽しみ方を多くの方々と分かち合いたい」と話していた。