伊勢の夫婦岩 大しめ縄の稲わら奉納 ヤマヨ組、二見興玉神社へ 三重

【夫婦岩の大しめ縄に使う稲わらを納める小竹社長(左)=伊勢市二見町江の二見興玉神社で】

【伊勢】三重県明和町の農業会社「ヤマヨ組」は9日、伊勢市二見町江の二見興玉神社に、夫婦岩の大しめ縄の材料にする稲わら約250キロを奉納した。

大しめ縄は、長さ35メートル。2つの岩を5本のしめ縄でつないでいるが、海水や潮風で痛むため、地元自治会の氏子らが手作りし、年3回の神事で張り替えられる。

農家の高齢化や農作業の機械化の影響で、近年、大しめ縄に適したわらの調達が難しくなる中、同社は5年ほど前から、大しめ縄専用に丈の長い品種のもち米を栽培し、わらの奉納を続けている。

この日は、同社の小竹行哉社長(52)と従業員ら6人が参列して稲わらを納め、本殿でおはらいを受けた。小竹社長は「地域の伝統文化の継承に、少しでも力になることができ、うれしく誇りに思う」と話していた。