伊勢 下校時の大地震想定 東大淀小で避難訓練 三重

【非常階段を上り校舎屋上へ避難する児童ら=伊勢市東大淀町の東大淀小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市東大淀町の東大淀小学校で8日、下校中の大地震を想定した避難訓練があった。全校児童78人が参加し、有事の避難行動を確認した。

同校は海から直線距離で約300メートル。南海トラフ地震が起きれば、最大で9メートル、校区の大半で3―5メートルの津波が押し寄せると予想される。

訓練は、下校時に紀伊半島南東沖を震源とする震度6強の地震が発生し、津波の恐れがあると想定。児童らが6班に分かれて集団下校する中、地震発生を知らせる町内放送が流れた。児童は、広い場所で体を小さく丸めてしゃがみ込む姿勢を取り、ランドセルなどで身を守った。揺れが収まると、高学年が低学年の手を引くなどして急ぎ足で指定避難場所の学校へ向かい、非常階段を上り3階建て校舎の屋上へ避難した。

訓練後、泉恵子校長(57)は「大きな揺れがきたら必ず津波がくる。落ち着いて安全で高い場所に避難することを忘れないでください」と呼び掛けた。