津 白山高生、日常風景に短文添え 名松線応援ポスター完成 三重

【出来上がったポスターを紹介する生徒=津市白山町の県立白山高校で】

【津】三重県津市白山町南家城の県立白山高生が地域を盛り上げようと取り組む「名松線勝手に応援団」のポスターが完成した。8日に完成披露会があり、企画制作した生徒がポスター24枚を紹介した。今後は駅や近隣事業所など希望のあった場所に掲示する予定で、10―16日には東京の三重テラスで展示する。

同校は昨年度地域活性化のキャリア教育として先進校の浜松学芸高校(静岡県浜松市)と協働で名松線のPRポスターを制作。口コミで人気が広がり大小約800枚が掲示された。

本年度は独自で取り組みを継続し、3年生7人が6月から始動。さまざまな場面やキャッチコピーを考え、モデルや撮影に挑戦した。趣旨に賛同する津市内の川口小(白山町川口)と高田短大(一身田豊野)と協力し、10―11月に沿線駅などで撮影した。

完成したポスターは駅を利用する高校生の日常や小学生・短大生と交流する場面、雲出川の景色を捉えた。タイトルと場面を切り取った短文を添えている。

3人の男子生徒と列車を撮った「これからどうする?」はグループデートを当日に断られた設定。ホームに女生徒がたたずむ「迷い」は将来への不安を抱えながらも前に進もうとする決意を表すなどみずみずしい感性が盛り込まれている。

中山佳音さん(18)は「表情をつくるのが難しかったが、皆で一緒に撮影して楽しかった。いろいろな世代の人に見てもらいたい」、宮﨑輝斗さん(18)は「今まで列車の中で寝たりスマホを見たりしていたが、この活動で周囲の景色がとてもきれいと感じた。名松線の魅力が多くの人に伝わるといい」とそれぞれ話した。