四日市 萬古焼研修生の初作品「窯出し」 やきものたまご創生塾 三重

【講師の松本さん(左から2人目)からアドバイスを受ける研修生ら=四日市市東阿倉川の県工業研究所窯業研究室で】

【四日市】萬古焼の技術者を育成する「やきものたまご創生塾」の第14期の研修生3人が8日、三重県四日市市東阿倉川の県工業研究所窯業研究室で「窯出し」の作業に励んだ。初めて焼いた作品を窯から取り出し、完成を喜んだ。

3人は窯の扉を開け、約百点の作品を載せた台車を引き出すと、焼き上がった茶わんや湯飲みの出来栄えを確認した。指導する津市の陶芸家、松本尚さん(66)は「柔らかく優しい色合いが出ている」と評価。研修生の須﨑愛梨さん(19)は「うまく焼けて、ひとまず安心しました」と話した。

創生塾は、業界の担い手を育てようと、萬古陶磁器工業協同組合が開く。現在、第15期生を募集している。研修期間は来年4月から再来年3月まで。座学と実技でろくろ成形や絵付けなどを学ぶ。募集期間は今月13日まで。問い合わせは同組合=電話059(331)7146=へ。