津駅でテロ対策訓練 無差別殺傷事件を想定 三重

【刃物を持った犯人役を取り囲む警察官=津市羽所町の近鉄津駅で】

【津】津署と近畿日本鉄道は7日、三重県津市羽所町の近鉄津駅で、無差別殺傷事件を想定したテロ対策訓練を実施した。警察や近鉄職員、消防署員計約40人が参加し、不審者への対応や誘導の手順などを確認した。

訓練は、刃物を持った犯人役が電車から降りてきて構内で暴れると想定した。

駅員が「周りのお客さん、避難してください」と大声で呼び掛けながら利用客の安全を確保し、消防隊員が犯人役に切り付けられた負傷者役に心臓マッサージなどの救護をした。最後は警察官4人がかりで盾やさすまたなどを使って犯人役を押さえ込み、手錠を掛けて取り押さえた。

訓練後、津署の原晋也警備課長は「乗客の避難誘導や負傷者の救護、関係機関への通報や連絡などを再確認できた。日頃から自身がとるべき行動を頭で反復シミュレーションしてほしい」と講評した。

近鉄津駅の山田満駅長は「警察や消防と連携して訓練をすることができた。日頃からお客様に安全に利用してもらえるよう職員に指導している」と話した。