松阪 伊勢寺郷土史研究会 地元の名所・旧跡研究成果まとめる 冊子を刊行 三重

【「伊勢寺地区の名所・旧跡」を披露する伊勢寺郷土史研究会の会員ら=松阪市深長町の伊勢寺地区市民センターで】

【松阪】三重県の伊勢寺郷土史研究会(大喜多甫文会長)は7日、「伊勢寺地区の名所・旧跡」(B5判、81ページ)を150冊刊行した。

同会は平成20年に発足し、会員21人。同市深長町の伊勢寺地区市民センターで毎月一回例会を開き、会員の研究発表や同地区の史跡見学、史跡案内板の更新をしてきた。

冊子は研修成果をまとめ、地元の歴史を子どもたちに伝えようと企画した。「伊勢寺地区資料集」「伊勢寺村史」「伊勢寺ふるさと管見」を参考にした。

同市の今年度「地域の元気応援事業」で水谷養蜂園のスポンサー賞に採択され、15万円の助成を受けた。14万8千円かけて作成した。

「古代の伊勢寺地方」から「今も続く雨乞い神事」まで52項目あり、「伊勢寺、薬師寺と呼ばれていた時代もある国分寺」などを掲載している。岩内村、伊勢寺村、野村、深長村、八重田村、殿村の地区別に掲載。

大喜多会長らは「国分寺をはじめ、多くの寺院・神社・古墳などがある」「小学生、中学生、地域の方々が歴史ある伊勢寺郷土史について考えてもらう一助になれば」と呼び掛けている。

伊勢寺小学校など地元関係機関に配り、松阪、嬉野両図書館に寄贈する。