
【亀山】三重県亀山市加太板屋の川俣神社(中村嘉孝宮司)は5日、同神社で冬の神事「例祭」を執り行った。
地域住民らの家内安全と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する例祭として、平安時代から受け継がれている。今年はコロナの収束も願った。
氏子総代ら関係者計10人が列席し、中村宮司の献饌の儀で始まり、地元加太小の6年生女児4人が、緋色ばかまのみこ装束でサカキを手に持ち、雅楽の音色に合わせて「豊栄の舞」を奉納した。
中村宮司は「古来から受け継ぐ神事を、地元の子どもらの協力で今年も無事執り行うことができた」と話していた。