玉城町・身障者就労センター上々 商品パッケージを一新 活動周知や販路拡大へ 三重

【リニューアルしたパッケージデザインを紹介する利用者ら=玉城町佐田の「身障者就労センター上々」で】

【度会郡】三重県玉城町佐田の就労継続支援B型事業所「身障者就労センター上々」はこのほど、利用者らが製造するうどんや乾燥加工品、焼き菓子のパッケージデザインをリニューアルした。親しみやすくおいしさが伝わる上々らしいデザインを目指し、利用者と職員、グラフィックデザイナーらが連携。リニューアルをきっかけに利用者の活動を知ってもらい、販路拡大につなげようと意気込んでいる。

上々は通所による就労機会の提供や社会参加につながる支援を実施。生産活動における収益は全て利用者の工賃に充てている。

今回はコロナ禍で売り上げや仕事が減少する中、利用者らが製造・販売する商品の味や技術を多くの人に知ってもらおうと、「上々ニコニコプロジェクト」を発足。乾燥加工品担当の松本久さん(65)やお菓子担当の水谷和枝さん(48)ら利用者と、支援員の三橋愛子さん(34)ら職員が上々の売りや魅力について考え、会議を重ねた。

製造する部門ごとに、うどんチームは「NOODLE」、乾燥加工品チームは「DRY STAR」、おやつチームは「BETSUBARA」と名付け、チームの一体感を高めた。ネーミングやパッケージに使うイラスト、文字は利用者が担当。津市のグラフィックデザイナー橋本純司さんと連携しながら完成させた。

ドライフルーツや乾燥野菜、うどんのラベルなどのほか、贈答品やおみやげに使えるようにオリジナルデザインの箱と包装紙も制作。上々のにぎやかで楽しい雰囲気をカラフルな色合いで表現した。

松本さんは「パッケージが出来てまだスタート地点だが次の新しいことを考えたい」、水谷さんは「みんなで作ったのでうれしい」とにっこり。三橋さんは「これからも利用者が思い付いたことを実現できる機会をつくっていきたい」と話した。