玉城町 しめ縄作りが最盛期 角谷産業「コロナ退散の力添えに」 三重

【最盛期を迎えたしめ縄作り=玉城町中角の角谷産業で】

 【度会郡】三重県玉城町中角の「角谷産業」で、新年用のしめ縄作りが最盛期を迎えている。年末までに玄関や神棚用など25種類、計2万5千個を伊勢志摩地域のスーパーやホームセンターなどに出荷する。

角谷産業では収穫時期の違う九品種の稲を自家栽培して順次刈り取り、乾燥させてからしめ縄に合わせて使い分けている。同地域は一年を通して玄関にしめ縄を飾る風習があるため、一つ一つ丁寧な手作業で作っているという。

作業場では従業員らが、疫病から守るとされる「蘇民将来子孫家門」や「笑門」「千客萬来」と書かれた守護札と一緒に、魔よけのアセビやヒイラギ、縁起物のダイダイやウラジロ、ユズリハなどをしめ縄に取り付けている。

角谷吉崇社長(44)は「蘇民の札がコロナ退散の力添えになればうれしい」と話していた。