学科教習を動画配信 津の三重高等自動車学校、コロナ対策で「密」避け

【動画配信による学科教習=津市一身田中野の三重高等自動車学校で】

【津】津市一身田中野の三重高等自動車学校は、仮免許の取得に必要となる学科教習を、動画視聴を通して受講できるオンデマンド型の教習を始めている。新型コロナウイルスの影響下で三密状態を回避する目的で10月から始めた動画配信は、約2カ月で需要が急増。現在約400人の教習生のうち、7割近くが利用しているという。

動画は同校の教員が行う授業を録画したもので、教習所内のパソコンのほか、スマートフォンや自宅のパソコンからも視聴が可能。教習生は24時間、場所を選ばずに学科教習を受講できる。

動画視聴の際は端末側のカメラで教習生の顔が撮影されており、居眠りをしたり席を外すと教習が中止されるなど、適正な受講のためのシステムが搭載されている。

利用者の増加に伴い、これまで基本走行について学ぶ第1段階のみだったものを、より高度な応用走行を学ぶ第2段階の配信も追加し、教習内容の充実を進めている。

同校の佐藤男也副校長は「密の回避に加え、通学やスケジュール調整の面でも教習生、学校側双方にメリットがある」とし、松本治校長は「今後も時代に即したニーズに応え、さまざまな取り組みを行っていきたい」と意欲を示した。